大規模太陽フレアX4.5


深夜、15日0時(世界時14日15時)に、
太陽の南東(左下)の3825黒点群で、
X4.5の大規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
この規模に達するフレアの発生は、
世界時5月14日のX8.7以来で、ちょうど4か月ぶりです。
このフレアに伴って、CME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の画像を見ると、
ガスは太陽の左寄りに飛び出していますが、
太陽の右側にも淡い広がりが見えているので、
太陽風の乱れは地球へやって来る様です。
NOAA/SWPCの太陽風予報によると、
太陽風の乱れの到来は、
明日の夜、16日20時(世界時16日11時)頃になりそうです。
この場合、フレアの発生から2日弱で地球まで来ることになるので、
太陽風の速度はだいぶ高まりそうです。

