
早田選手は13日の帰国直後に開かれた会見で、今やりたいことは何かと質問されると、「アンパンミュージアムに。ちょっとポーチを作りに行きたいなと思っている」と、地元の福岡にもあるアンパンマンミュージアムを取り上げた。
それに続けて、「あとは、鹿児島の特攻資料館に行って、生きていること、そして自分が卓球がこうやって当たり前にできていることというのが、当たり前じゃないというのを感じてみたいなと思って、行ってみたいなと思っています」と続けた。


特攻隊を巡っては、現代の女子高校生が戦時中の日本にタイムスリップして特攻隊の青年と出会う映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が大ヒットして、若い世代でも関心が高まっている。
明日で終戦から79年を迎えるが、戦争を知らない世代が多くなる中、早田選手の今回の発言が、戦争や特攻について若い世代が学び、「生きていることのありがたさや、命の尊さ、平和のありがたさ」を実感する機会になることを願う。
