太陽は、昨夜、5日22時半(世界時5日13時半)に、
西の端(右端)の向こう側に進んだ3767黒点群で、
X1.7の大規模フレアが発生しました。
Xクラスのフレアの発生は7月29日のX1.5以来で、
一週間ぶりです。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
フレアは一部が見えていないので、
本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。

このフレアに伴って、
太陽の右側に広がるCME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
横向きの噴出ですが、広がり方が大きく、
地球へも弱い影響がやって来るかもしれません。

また、この動画では太陽の左側にもCMEが飛び出しています。
対応する変化が見えないので、
太陽の向こう側の現象ではないかと思います。

太陽のこちら側では、南東(左下)の3780黒点群で、
M6.1、X1.1、M1.2と、
中規模、大規模のフレアが発生しています。