世見
2024年3月26日(火曜日)

『戦争のつくりかた』  

日本にも世界一のお金持ちになったことのある人がおられます。
西武の堤義明氏です。
その当時の資産は約2.1兆円でした。ビル・ゲイツ氏が登場するまで、日本が毎年1位だったというのですからビックリします。
2023年の日本人のトップは柳井正氏です。
この方の資産は4.3兆円だと言われています。
日本において平均年収が高い会社をご存知ですか?
1位がM&Aキャピタルパートナーズで、2,688万円です。
2位がキーエンスで2,182万円、3位ヒューリックで1,800万円、4位地主株式会社で1,694万円、5位が伊藤忠商事で1,579万円です。
↑↑
Google検索して書いています。


「物々交換」が主流時代のことを想像することは出来ませんが、人間味溢れていた思いがいたします。
今の日本が暮らしやすいのか、そうでないのか、私は他の国で生活したことがないのでわかりませんが、戦争をしていないだけありがたく思っています。
私は昭和・平成・令和の元号を生きています。
母は明治・大正・昭和・平成と生きていました。
私も戦後の昭和21年生まれなので、空襲の恐怖はわかりませんが、戦争が起きていない時代に生きられたことをとてもありがたく思っています。
上皇陛下が「平成が戦争のない時代として終ろうとしていることに、心から安堵しています」と、天皇としての最終誕生日会見で述べられたこのお言葉。
私は、戦争と無縁に思い込んで生きて来たひとりとして、胸が熱くなったのを忘れられません。
今、私の手元に『戦争のつくりかた』と言う絵本があります。
今から20年前に手にした絵本です。
文はりぼん・ぷろじぇくと、絵は井上ヤスミチ氏、発行所は株式会社マガジンハウスです。
ここに書かれている一言一言は、今でも私の心に刺さります。
私は何度読み返しても涙が出ます。
「人の命が世の中で一番大切だと今まで教わって来たのが間違いになりました。
一番大切なのは国になったのです」
このように書かれているこの絵本を是非一度お読みください。