昼に発生したX1.1の大規模フレア
に伴って発生したCME(コロナ質量放出)の様子を
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
ガスの濃い部分は上寄りに広がっていますが、
全体としては太陽を丸く囲むように広がっているので、
太陽風の乱れは地球へやって来るでしょう。

NOAA/SWPCによる太陽風予報では、
太陽風の乱れは、明日の昼、25日11時(世界時25日2時)頃に
地球に到来する可能性があるとのことです。
この場合、フレアの発生からちょうど2日で
地球に達することになります。
比較的早い到来なので、太陽風の速度は高まりそうです。

太陽風の磁場が強まり、南向きに大きく変化すると、
速度の高まりと重なって、
オーロラなどの磁気圏活動が激しくなる可能性があります。
明日から明後日にかけて、
太陽風や磁気圏の状況に注目してください。