世見
2024年3月16日(土曜日)
地球沸騰化
時の経つのが早いこと。
昨年の3月といえば、嬉しいことでは野球の世界大会のワールド・ベースボール・クラシック(WBC))で、日本がアメリカを下して3大会ぶりに3度目の優勝をしました。
心が痛むことでは、2月にトルコ・シリアでM7.8 の大地震が起き、お亡くなりになられた方は5万人以上もおられます。
ハワイのマウイ島での大規模な山火事も忘れられません。
私だけでしょうか、我が身に降りかかることのない出来事を忘れやすいのは。
でも日本に於いての大災害は、他人事とは思えなくなっています。
心のどこかで「明日は我が身」、こんな思いがあるからかもしれません。
近年、特にスピリチュアルの世界に興味のある方の多くが、こうした大災害について敏感になられているのを感じています。
日本だけではありませんが、これからは今まで以上に災害が巨大化して行くことでしょう。これを“運命”という言葉で片付けていいのでしょうか。
「地球沸騰化」とは、まさに名言です。
国連の事務局のグテーレス氏も、これからの地球の未来を心配していることでしょう。
海洋の異常は、漁業従事者の生活を脅かすだけに終わらず、国家間の対立にまで発展することでしょう。
私が今一番気になるのは、「海洋生物が絶滅する日が来る」、こんな思いがするからです。
そりゃね、数年で絶滅することはないでしょう。
でも今のままで行くと、多くの海洋生物が地球から姿を消す日は近付いています。
私達人類に来世があるとしたら、海洋生物の減少をどんな思いで見るのでしょうか。
食についての心配は絶えることはありませんが、「“小麦”には生命力があるなぁ~」と思ったりもしています。
ただ、収穫出来る場所が変化する気もします。
小麦はパンや麺などで、私達にとってとても大事な食糧のひとつです。
小麦の生産量の第1位は中国ですが、気候変動で、産地だった地域が収穫出来なくなる環境になると、今でも中国国内での消費が足りないのに、「小麦」を手にすることが大変にな時期が到来すると思います。