世見
2024年3月9日(土曜日)
帝国の崩壊
現在この地球には、どれだけの民族がいて、国があるのでしょうか。
人類がつくり出して来た人類の歴史を見る限り、帝国、王国と言っても滅亡した現実があります。
現在大国として存在する国も、我が国だって、いつ滅亡するかは神様しかご存じありません。昨今の自然界の猛威を見ていますと、陸地が海に沈んでしまう国だったり、大噴火で一瞬にして灰の中に埋まる国だって出て来るかもしれません。
次の世に残るであろうことを考える知恵があったとしても、滅びる時は滅びるものなのです。
今や当たり前に思っている1週間は7日、1時間は60分をつくったバビロン王朝も、滅亡した国家のひとつです。
この王朝には「目には目を 歯には歯を」と言う復讐法もあるのですよ。
メソポタミア地方の時代が終わると、全オリエントを統一する「アッシリア帝国」が出来上がりました。
でも、そのアッシリア帝国も滅亡してしまいます。
滅亡した国に教訓があるとしたら、その中でも疫病による帝国崩壊は心にグサッと来ます。今の世でなければ、新型コロナウイルスはどこかの国を滅ぼしていたかもしれません。
教訓は未だあります。
独裁者のワンマン国家も後が続かず、滅びた例は多く見て取れます。
独裁者のワンマン国家は今も存在します。
北朝鮮は、これからも見所満載だと思ってしまいます。
この滅亡する帝国と王朝を知れば知るほどに、トップに立つ人も人間だということが見て取れます。
どうも権力を手にすると、自分が絶対だと思ってしまい、意外と部下の告げ口に振り回されて、結果的には滅亡してしまうこともあるのですからね。
秦帝国の最後を見ていると、どこかの大国も見習ったらと思ったりもします。
つい最近まで存在した帝国・王国もあります。
今は共和国ですが、ギリシアは王国でしたし、イタリアも王国、そしてドイツは帝国でしたし、あのハワイだって王国です。
ソ連だって滅亡しましたからね。
朝鮮だって国がふたつに分かれました。