世見
2024年2月28日(水曜日)

ウイグル族  

明日も無事に赤ちゃんが生まれることでしょうね。
明日がお誕生日になる世界中の赤ちゃんに「おめでとうございます」を申し上げます。
「次のお誕生日は4年後」というのは、どんな思いになるのでしょうか。
ただ、私的には2月29日に選ばれてお生まれになるのですから、いっぱい良いことがある人生になると思っています。
人間誕生という神秘なる世界も、現在では誕生日も人工的に選び変えられると聞きました。
人間っていったいどんな世界を創ろうとしているのでしょうか。
赤ちゃんの無邪気な笑顔は天使様のようです。
「♪こんにちは赤ちゃん~」 ついついこの歌が出て来ます。
でもね、世界に目を向けると。今日も苦しい生活をされておられる方々が多くおられます。
新疆ウイグル自治区(旧・東トルキスタン)のウイグル族は、中国の弾圧にさらされて、消えていく悲劇の民族になっています。
100万人以上のウイグル族が拘束されているだけで終わらず、強制労働や性的暴行、拷問、思想教育などが行われています。
習近平、この人が恐ろしい人に思えて来ます。
人を人として見ることなく、人の命を持て遊んでいるのですものね。
少数民族は中国では生きられないのでしょうか。
ウイグル族はいつも歴史の渦中にいる民族に思えてしまいます。
1995年に自治区になってからは分離独立を求めてテロや暴動を繰り返したものの、中国政府からは激しい弾圧を受け続けています。
もうこの場所にはウイグル民族の安住地はなく、漢族の世界が広がっています。
人間として見られない仕打ちが、不妊手術や中絶の強制、臓器の強制摘出です。
不妊手術では、2014年から2018年の5年間に約10万人もの人が強制的に受けさせられたといいます。
まさにウイグル族の抹殺行為です。
今地球上で絶滅危惧種は増え続けていますが、今の世に、民族を絶滅に追いやろうとする人間がいることが腹立たしい。強制収容所では、女性達への性的虐待がいつも行われているというのですからとても辛いです。