世見
2024年2月26日(月曜日)

言葉  

神様が人間に言葉を与えて下さったのは、全ての人間が幸せに暮らすためだったと思います。
ところが私達は、言葉で人を傷付けることを覚えてしまいました。
いつも思うのですよ、言葉使いひとつで人生って大きく変わるものです。
人ってね、ついつい許してくれると思える人に対しては、言葉がぞんざいになってしまいます。
きっと明日も会えると思い込んでいるのでしょう。
あなたは大切な人に優しい言葉を掛けていますか?
たった5つの文字の「ありがとう」。この言葉さえ言えなくなっていては、仲良しにはなれません。
後で「しまった」と思っても手遅れになりますからね。
心温まる会話は、話した相手だけではなく、ご自分も心がホッカホッかになります。
人ってね、感謝していても態度で表わしてくれないとわからないものです。
ご自分が大切な相手から言われて「嬉しい」と思う言葉は、その相手の人も同じですよ。
新しい言葉が次から次に登場しています。単語や店名まで略され、至る所に横文字表記があるのを見ると、50年後、100年後には死語になる言葉だらけになるのを感じ、会話の表現も現在とは大きく違ってしまうのかもしれません。
出来ることなら、今から言葉使いを今一度見直して、ご自分とご自分の周りにおられる方々を幸せにする言葉使いをするように心掛けてみませんか。
私もまだまだ、言葉は勉強途中ですが、あと10年健康で、こうして原稿が書けていたら、今よりも「もっともっと」出会えた人を大事にする言葉使いが出来るようになっていることと思います。
あなたも私とご一緒に、今の自分の言葉使いをお考えになり、十年後、出会えた人と仲良くなれるような言葉使いになっていましょうよ。
お子様に対しては、お子様と同じ年齢と思ってからお話をされると、ご自分の気持ちが素直に伝えられると思います。
だって、私達親も子供と同じ年齢の時があったのですものね。
言葉は生きていますからね。