世見
2024年2月25日(日曜日)

北朝鮮 

アジアには29の国々があります。
この中には日本の約3分の1、人口は2500万人、北には中国との国境があり、この国境付近には長白山脈が横たわっています。
西には黄海、東には日本海があり、南は韓国と接しています。
ご存知の通り、金一族の世襲王朝が続く国です。
経済を見ると、GDPは韓国の100分の1ほどだと言われています。
食糧難は慢性的です。
この国のこれからの舵取り次第では、世界の歴史は大きく書き換えられます。
これからの朝鮮半島は、中国・ロシア・アメリカそして日本の様々な思惑が入り乱れることでしょう。
中国・ロシアにとって北朝鮮は、アメリカの最前線基地的存在なのです。
いつの日か北朝鮮の金王朝は滅びることでしょう。
その時、この国を支配する国によって、物語が大きく変わります。
アメリカはこれから、中国・ロシアの動きへの牽制を強めることでしょう。
日本に於いては、この北朝鮮がロシアになっても、中国になっても、日本海は大荒れになります。
中国とロシアは、今は生かさず殺さず状態で金王朝を見ていますが、アメリカの出方ひとつで金王朝を滅ぼすことでしょう。
日本は朝鮮半島を統治したことがありますが、1945年に日本は敗北して朝鮮半島を去りました。この時、侵攻したのがソ連でした。
今、金王朝は朝鮮戦争を勃発させたい思いを持っているものの、毛沢東の時のように中国軍の支援を要請しても、今の習近平では腹の中が読めず、又、ロシアも今の状況では軍の支援を得ることなど考えられないのが現実です。
それ故に、自国の軍事力を強化しているのです。
兵力は約130万人。北朝鮮の軍事費の出所には巧妙な仕組があるとしか思えません。“弾道ミサイル開発請負業”、まさかとは思いますが、このあたりにお金の出所が隠されている気さえします。
ただ、今の習近平は、北朝鮮(金王朝)を見限っているとしか思えません。