世見
2024年2月19日(月曜日)

備えあれば  

災害はいつやって来るかわかりません。
懐中電灯は用意されておられますか? この懐中電灯は手元を照らすのには役立ちますが、明るさを広くするのには不向きです。
そこで、ペットボトルに登場してもらうと、光が乱反射して周りが明るくなります。方法は至って簡単で、懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを置くだけです。
大きな懐中電灯があるなら、ライト部分を上にして立て、その上に水入りペットボトルを置いてください。
それとね、ライブなどに行かれる方はサイリウムやペンライトをお持ちでしょう。これらを水の入ったコップやペットボトルに入れても光が乱反射して明るくなります。
最近ね、今年は停電が気になっています。
アアそうそう、ツナ缶の油漬けも一役買ってくれます。
ツナ缶の高さの2~3倍の長さのコヨリをキッチンペーパーかティッシュペーパーで作り、ツナ缶の上部に穴を開けてコヨリを1cmほど出して差し込み、コヨリに油が浸みたのを確認したら火を点けてください。
勿論、火事には注意してくださいね。使用後、このツナ缶は食べられますから。
「備えあれば」と言う時代がやって来ています。
日本人の多くは未曾有の大震災を体験しました。
東日本大震災では、震源地から離れた私の住む埼玉県の川口市でも、水が手に入りにくくなったりもしましたし、阪神淡路大地震の時には神戸からJRに乗って大阪までお風呂に入りに来た人達も多くいました。
もしも、首都圏直下型地震が起きたらどうされますか?
あの東日本大地震の時でさえ、9万人以上の帰宅困難者が出たと言います。
人間の歩行速度というのは通常時速4~5kmと言われています。
長い時間歩く場合は、体力と気力がとても大切になります。
いつどこで起きても安心になる様に、歩いて帰宅出来る地図くらいは、今から作っておいては如何でしょうか。
スマホがいつ使えなくなるかもしれませんからね。