世見
2024年1月29日(月曜日)
地球の環境変化
「地球沸騰化の時代が到来した」と、国連のグテーレス事務局長が、進行している気候変動の深刻さをこのように表現しました。
海洋は陸地とは違い、熱しにくく冷めにくいと言われています。
水温はゆっくりと変化しても、影響を受けると、元に戻るには長期間を要します。
この地球に暮らしているのは私達人間だけではありません。
人間がつくり出した環境の変化は、地球の生態系をも変えてしまいました。
小麦がこれから生産地を変えて行くのを感じます。
収穫量の減少も起こりますが、時間は掛かっても今とは違う場所が小麦生産国になることでしょう。
今、地球に暮らす生物は、自然界の急激な変化にストレスを抱えています。
食料貿易もこれから変わることでしょう。
小麦戦争と言ったらオーバーかも知れませんが、小麦はパンや麺の原材料でもあり、人間が最も食べている原材料です。
漁業も、減少する水産資源にはお手上げです。
日本近海は、太平洋北西部海域では漁獲量が多い水域ですが、不漁が続いています。
地球の環境変化は海の中にも起きています。
これからも燃油価格は変動して、遠洋漁業の移動にも影響を与え、お魚は高級な食べ物になると思います。
水産資源はあって当たり前ではありません。
“海が死ぬ”ことは、今はないかもしれませんが、これからは海底噴火が起きやすくなっているので、海の生物達も生きにくくなることでしょう。
それと、海水の温度が上がり、海流も変わることでしょう。
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すでに起きていることを 書き並べているだけ。予知能力とか必要なし。
秋刀魚は庶民の食卓には欠かせないお魚でしたが、毎年高値がつくニュースを見る度に、海の変化が感じられて寂しくなります。
子供の頃に聞いた「手々かむいわし~」と響き渡る掛け声。あの頃はどこに行ってしまったのでしょう。“手々を噛むくらい新鮮”というイワシ売りの掛け声が今は懐かしく、神戸と共に思い出しています。