世見
2024年1月7日(日曜日)
宮本亞門さん
今ではスーパーに行くと七草粥の七草を売っています。
今日は七草粥を召し上がって無病息災を祈りませんか。
お正月で食べ過ぎてはいませんか。
胃腸が七草の若葉の力で健康になりますからね。
それと今日は「人日(じんじつ)の節句」でもあります。
人日とは、“人を占う日”という意味です。
とても重要な節句でした。
この七草粥の1月7日は、中国では官史の昇進が決まる日でした。
薬草の若葉を食べて立身出世を願ったのが始まりのようです。
このように書くと七草粥を召し上がりたくなりませんか。
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」
ほとけのざ は高血圧に効果がありますよ。
私は随分と前から、宮本亞門さんの才能に感動を覚えているひとりです。
毎年、文化の日が近付くと、彼のお名前が出ないかとドキドキしながら発表を待っています。
昨年の5月3日、NHKで放送された「最後の講義」でのお話を聞いていると、目の奥がジーンと来ます。
勿論、録画をしています。
職業は演出家と言われておられました。
2002年、ニューヨークのブロードウェイで、東洋人として初めてここで演出したのが宮本亞門さんでした。
この時から、凄い人が出て来たものだと思っていたのです。
この番組には、16~70歳の方々が26名参加されておられました。
亞門さんも学校に行けない時があったといいます。
私はこのお話を聞いた時、心のどこかにはいつも未来が輝ける場所があり、その扉は思い方・考え方を変えると開くのがわかりました。
今、お心にモヤモヤとした黒い霧が漂っておられる方は、思い方・考え方を少し変えると生き力がアップしますからね。