世見
2024年1月5日(金曜日)
イエルサレム
イエルサレムとは、どのような町だったのでしょうか。
神や天使が住むイエルサレム。
長い時の流れを経たイエルサレムは、王や征服者や賢者、そして預言者が、生きた歴史をつくった町です。
この町は、共通した面や異なる起源を持つユダヤ教・キリスト教・イスラーム教の各宗派と、その指導者達の信仰を共有する町でもあります。
イエルサレムは聖都であると同時に、岩山の町でもあります。
イエルサレムはユダ山岳地帯の中核で、西にはユダ低地、東にはユダ砂漠。
このふたつの間で境界線をつくり、尾根の頂に位置しています。
古代、丘陵地帯の山頂の町が人の住む自然の外壁として造られていたら、古代イエルサレムの歴史も違っていたかも知れません。
もしもイエルサレム全景の航空写真があったなら、人間力の凄さを感じることと思います。
古代イエルサレムの最も重要な水源のひとつだったのが、ベゼッタ川。
神殿の丘の墓壇が造営された時、その下流部分が埋められました。
貯水池を造ったのです。
この池の名称はアラビア語のビルケット・イスランに由来しているそうです。
ただ、古代名はわかりません。
長さ110m 幅39m 深さ27m 容積約10万m3
この池は健康障害の原因ということで埋められたようです。
「獅子門」「赦しの門」‥‥それにしても、イスラエルの池は人間力というより
神がかっています。
イエス時代のイエルサレムにも興味が湧いてきます。
今日も何を書いたのかわかりませんが、イエルサレムの歴史には、人間の本性が隠れている気がします。