世見

2023年12月16日(土)


親との会話


年を取るというのは実に面白い。

今まで気付かなかったことに気付いて喜んでいると、名前が直ぐに出て来なくなる(笑)。顔だってたるみ、“たれ友”状態。でも友も私と同じ思いで、自分は年寄りとは思っていない。
今は母の気持ちがわかります。
88歳になった母をデイサービスに連れて行ったら、「年寄りばかりの所は嫌だ」と言うので、通うことはしませんでした。
ネエネエ、あなたのご両親様はお幾つですか?
どうか年寄り扱いはしないであげてくださいね。
それと、親孝行したいと思っておられるのなら、話の内容がつまらなくても、聞いてあげてくださいね。
そりゃね、子からすると、しっかり者の親が変身してガッカリすることでしょう。
物忘れも酷くなり、うっかりミスも増えます。
親からすると、自分でもどこかで老いを感じていて寂しくなっているのに、子からいつも注意されるとね、嫌なことだけど老いを自覚してガックリ来ます。
そうするとね、心が老けるだけで終わらず、生き力も低下します。
誰にでもやって来る老い。一度でいいから、親御さんと同じ年になった時、どのように扱って欲しいか考えてみてください。
私も、今は仏壇に暮らす母に「あなたの気持ちがわかります」と言いながら鈴を鳴らします。
私ね、母の奇怪な行動を目にすると、「モウー モウ-」と牛さんになっていました。
もっともっと母の話を聞いてあげていたらよかったと、今は思います。
介護の大変さはした人にしかわかりません。
でもね、介護が出来たことを良かったと思う日が必ずやって来ます。
私みたいにね。
親御さんが遠方におられる方は、会話が弾まなくても声を聞かせてあげてくださいね。
それとね、褒めてあげてくださいね。
「いつ聞いても声が若い」とか、「声を聞くだけで元気が出るよ」とか、この世での出来事は思いやりひとつで美しい世界をつくりますからね

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