GCR(銀河宇宙線)が増える→雲生成が増える→大気循環が強化される→太平洋中央部の海面温度が下がる

高層の雲、これと連動する積雲対流活動が、10年周期のGCR活動と対応していること、またその影響を受けやすい領域は季節的に変化することが示された

これまで太陽活動の地球気候への影響は、太陽活動→成層圏→対流圏のルートをとる「トップダウン」機構と、太陽日射→海面温度→大気圏のルートをとる「ボトムアップ」機構の2点で考えられてきたが、本研究の結果から、第3のメカニズムとして、GCRが高層の雲生成に影響し、その結果生じる大気循環や海洋表面温度の変化と言う別の道筋も考えられる。

 


宇宙線とは、銀河を起源とする高エネルギー粒子のことで、あらゆる方向から光速に近いスピードで地球に衝突してくる。そのため、守ってくれる地球の磁場の外で長い時間を過ごす探査機や宇宙飛行士にとって、危険となりうるものだ。しかし、これら粒子のほとんど、特にエネルギーがそれほど高くない粒子は、太陽風によって弾かれる。太陽風は、太陽系の周囲に「太陽圏」と呼ばれる泡のようなシールドを形成して保護しているのだ

この太陽系のシールド効果は、11年ごとに変動する。つまり、太陽は規則的な活動周期によって、黒点や太陽フレアが増える時期[太陽活動極大期]と、比較的穏やかな気象状態の時期[太陽活動極小期]とを繰り返している。[太陽系外からの銀河宇宙放射線の流入量は太陽活動と相関があり、太陽活動極大期に銀河宇宙線量は最小になり、太陽活動極小期には銀河宇宙線量は最大になる。これは太陽風が、太陽系外から流入する銀河宇宙線をブロックするためと考えられている」
 





太陽は11年周期で活発な時期と停滞する時期を繰り返す


2005年頃以降から平成の後半にかけて豪雪記録がかなり多くなっています。
温暖化だ!脱炭素だ!
と騒いでいますが
豪雪・大雪が減っているワケではなく、むしろ増えています。
ちょうどサイクル23の終わり頃から雪が増えています。

豪雨災害も2004年以降頻度が増えています

【平成16年7月新潟・福島豪雨】 2004年7月12日~14日

【平成16年7月福井豪雨】 2004年7月17日~18日

台風23号による豪雨 2004年10月18日~21日

【平成18年7月豪雨】 2006年7月15日~24日

【平成20年8月末豪雨】 2008年8月26日~31日

【平成21年7月中国・九州北部豪雨】 2009年7月19日~26日

【平成23年7月新潟・福島豪雨】 2011年7月27日~30日

台風12号による豪雨 2011年8月30日~9月5日

【平成24年7月九州北部豪雨】 2012年7月11日~14日

【平成26年8月豪雨】 2014年7月30日~8月20日

【平成27年関東・東北豪雨】 2015年9月7日~11日

【平成29年7月九州北部豪雨】 2017年6月30 日~7月10 日

【平成30年7月豪雨=西日本豪雨】 2018年6月28日~7月8日


銀河宇宙線が高層の雲生成に影響し、その結果生じる大気循環や海洋表面温度の変化という可能性もありそうです。
サイクル25は活発な動きが見えるので、活発になっていけば2030年頃の氷河期説もなくなりそう。。

太陽活動が活発になれば雲の生成が減るので、世界中で水不足になっていくということ。。

1994年には「平成6年渇水」があり全国で水不足になりました。
サイクル22で太陽活動が活発な時期です。
やはり、太陽活動と雲の生成は関係ありそうです。



太陽活動が活発な影響なのか
すでに日本では雨量が減っていて夏でもないのに水不足が起きています。