世見
2023年11月24日(金曜日)
上杉謙信
1ヵ月後の今日はクリスマス前日です。
一週間もすると街並は随分と変わり、電飾が木々を彩って幻想なる世界を作り出し、今年の終わりが名残惜しげに、夜空に映えた1枚の絵を描き出してくれます。
11月も後6日です。
昨日の勤労感謝の日ですが、国民が互いに感謝し合う日でもありました。
改めて1948年に制定された祝日だと知ると、私が生まれた2年後に出来た祝日には、何ともいえない歴史を感じます。
今日は笑顔でお過ごしになってくださいね。
今日という日は今日しかありませんからね。
ところで、戦国時代に名を残した武者達の中で、あなたはどなたがお好きですか?
私は、歌手の真田ナオキさんのファンになってからは、真田昌幸に興味が湧いて来ました。
勿論、昌幸の次男信繁こと幸村にもワクワクするものを感じます。
1580年という年は、日本の歴史が大きく変わった年でした。
三月には武田家が滅亡し、三カ月後には織田信長が本能寺の変で亡くなりました。
歴史を見ていますと、時代が大きく変わる時には、人間ドラマに異変が起きています。
「天正壬午の乱」の時、小領主に過ぎない昌幸の、あの熱を帯びた働きぶりには学び所があります。
昌幸と言えば、上杉の名が浮かんで来ます。
織田信長も武田信玄も恐れた上杉謙信。
天下を狙わなかった男、上杉謙信。
秋が過ぎ行き、冬が忍び寄る今日のような夜は、戦国時代に生きた人の魂に触れてみるのも、大きな学びを得る気がします。
上杉謙信が後十年長生きしていたら、戦国物語は変わっていたかもしれません。
プーチン大統領に言って聞かせたくなります。謙信は戦いに明け暮れていても侵略のための戦いは一度もしていませんし、領地をとっても元の領主に戻していました。