世見
2023年9月19日(火曜日)
宗教
私達人間は、有史以前から宗教的営みを保持してきました。
それはきっと、精神的働きを有する生き物だからだと思います。
だってね、他の生物とは違い、死後の世界に思いを馳せたり、未来を予測してみたり、精神的活動から不安を呼び起こしたり、又肉体的病にも挑戦しています。
こうした思いは他の生物には見られません。
人間という生き物は、やはりどこか神がかっています。
それ故に宗教世界をつくり出して来たのだと思います。
国によっては地理的条件や歴史的展開、又大きな自然災害との遭遇などもプラスされ、宗教も複雑化していって思いがいたします。
だからかもしれません、それ故に宗教を難しくしている。そんな思いもいたします。
太古の遺跡にも宗教の痕跡が残っています。
宗教の起源は人類の起源と共に古く、5万~6万年前の遺跡を見ると、死後の世界の存在をわかっていたかのような葬送が行われていました。
旧人はすでに宗教、或いは宗教的思想を持っていたのでしょう。
世界中に存在する宗教。特定の地域や民族の間で信仰されている民族宗教もあれば、国籍や民族を超えて信仰されている世界宗教もあります。
又、現代人の心の弱さに侵入する新宗教もあります。
古代ギリシアの宗教のように、多神を認めながらゼウスのような主神が存在する宗教もあったり、古代インドのバラモン教のように、主神が交互に入れ替わる宗教もあったりします。
一度、各宗教が示す死後の世界観をお調べになってみてください。
仏教、キリスト教、イスラーム教を見ても、死後の世界観は違います。
ということは、この地球星においては、現代においても死後の世界観はひとつではありません。もしかすると人間をおつくりになった神様は、本当の意味の幸せを学ばせる為に宗教選びを自由にさせて、人間の生き力を高めてくださっているのかもしれません。
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キリストもイスラムも仏教も全ては同じ神から出たいるため、似ている点が多々あるのです~