世見
2023年9月6日(水曜日)
淡路島
歴史書はお好きですか?
奈良時代初期に完成した歴史書といえば『古事記』と『日本書紀』です。
先ず初めに登場したのが古事記です。
この古事記は天地の始まりからスタートして、推古天皇までを記しています。
未だこの時代、ひらがなやカタカナがなかったといいますから、漢文で書かれていました。
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中国でも読めるものを意図して、漢文体で、時系列順に記録されています。当時の国際語は漢文です。
一方の日本書紀は、渡来系の人々が係わったとも言われています。
天上の高天原に最初の神様が出現した時、天と地が分かれました。
その後、神様は増えていき、男神のイザナキノ神と女神のイザナミノ神が現れました。二人の神様は島を次々とおつくりになり、日本が誕生したのです。
国生みのスタート地は、瀬戸内海に浮かぶ淡路島でした。
須磨海岸から見る淡路島は、いつも近くに感じたものです。
心が落ち着き、パワーが漲る淡路島は、私の大好きな島です。
明石港から高速船で13分、岩屋港に到着します。
絵島は周囲400mの小島、沼島には海岸に上立神岩が聳え、天の御柱だと言われています。
あなたも、この秋の旅は、淡路島をお考えになられてもいいかもしれませんね。
イザナキノ神とイザナミノ神が最初に生んだ淡路島。両神はこの地をどのような思いで降り立たれたのでしょうか。
おのころ島神社は、是非一度足をお運びいただきたいスポットで、2神を祀る山全体が御神体です。
私は家島に思い出があります。
この島は、神武天皇が東正の際にお立ち寄りになられたとも言われていますが、姫路港から定期航路で35分かかります。
神武天皇はどのような航路を辿られたのか気にかかります。
国生みの地、兵庫県淡路市、洲本市、南あわじ市。
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アワへの路で
淡路島
ネエネエ、行ってみたくなりませんか!
絵島の浸食した岩の姿などを目にすると、大昔にタイムスリップした気がしますからね。