世見
2023年8月21日(月曜日)
祈り
あなたの大切な人生の時間を、こうして私の世見(よけん)をお読みいただけることでお使い下さりとても光栄です。
心から『ありがとうございます』と申し上げます。
いつも思うのです。
人生には天井があり、あの世とやら行く日が必ず来るのですから。
生きている間を大切にしたいと・・・。
だからね、歯を磨いていても食事をしていても、自分の人生なんだなぁと思ってしまいます。
この頃ね、人とお会いすると「どんな時が楽しい?」と聞いています。
答えは仕事だったり、趣味だったり、食事や旅行だったりします。
でもね、楽しいって一日中至るところにあります。
ベランダに咲かせる花々の枯れ葉を取って、植物たちの食事の水を与える時もとても楽しい時の過ごし方です。
お化粧する時なんかは、若さ作りの自分が愛しくさえあります。
あなたもどうか楽しいことを、ひとつでも多く見付けてみてください。
そうすると一日が楽しく過ごせます。
日本には心が清らかになるしきたりがあります。
お正月にはおせち料理を食べたり、神道や仏教に無関心だった人も初詣に行ったりします。
ひな祭りや端午の節句には人形を飾ったりもします。
神社やお寺のお祭りにお出かけになる方も多いのです。
贈り物には水引や熨斗をつけ、日本のしきたりは今も至るところで見られます。
このしきたりは、日本に暮らし始めた遠い 遠い昔から出来たのだと思います。
自然界に宿る神々を崇めなければ災害が起き、食べるものも無くなると人々は考え、祈ることをとても大切にしたのです。
この祈りは日常の思いと重なり、手を合わせることが自然になりました。
現代人はこの思いが少しずつ、どこかに行った思いがいたします。