TED2010 ビルゲイツ語る 









 二酸化炭素ゼロって呼吸をするなということ?












 




2004年12月号「落ち込む出生率の謎」によれば、日本の人口が現在のペースで減少すれば、22世紀中頃にはゼロになる。「ゼロ」というのは机上の話だが、高齢者の増加により年金や健康保険制度が崩壊し、経済的な混乱が起きるという話には現実味がある。しかもこの問題は、日本に限ったことではない。2004年の国連の報告書によれば、女性1人当たり2人の子ども(国の人口維持に必要な数)を産んでいる国は、先進国では4カ国だけだったのだ。

「先進国全体で出生率が落ち込みつつある。これは単なる社会現象なのだろうか。それとも生物としての生殖能力低下を意味するものなのだろうか。真の理由はまだ分からない。だからこそ心配だ」