世見
2023年7月25日(火曜日)
言葉
電話をかける時、気にもせずに「もしもし」と言っていますよね。
これって「申し申し」の短縮語なんですよ。
でもね、電話が開通したばかりの頃、男性は「おいおい」と言っていたんです。
だから当時電話交換局では男性は「おいおい」、女性が「もしもし」と話しかけていたのですが、交換手が女性だけになってから「もしもし」になり、それが一般的な言葉になっていったのです。
今、男性から「もしもし」ではなくて「おいおい」とかかってきたら、直ぐに切りたくなりますね(笑)、だって怒られているみたいですから。
あなたはイライラしている時に話しかけられても、相手に嫌な思いをさせない対応が出来ていますか。
話しかけてきた相手は話しかけた相手がイライラしていることを知らないこともあり、イラつきが言葉に出ると返答の語尾が強くなってしまうことがあり、場合によって喧嘩に発展します。
同じ言葉でも声のトーンで、人は嫌な思いになることもありますからね。
言葉にはエネルギーがあり、相手を思いやる声音は人の心を癒やします。
私ね、ご相談をさせていただくようになってから気がついたことは、ご相談者の声のキーより少しだけ高いキーでお話をさせていただくと心に響くのが分かるということ。
キーが高すぎると、話の内容が良くても聞く側は注意を受けている気になる時もあり。
時には心の扉を閉めたくなるのが分かるのです。
それとね、相手にとって心が傷付くかもしれないお話をする時は前振りで「きついことを言ってもいい?」ときちんと聞くようにしています。
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どれだけの人を傷つけてきたのでしょうね?
やっと人の気持ちが、わかるようになりましたか。
沢山の人を傷つけ怒らせガッカリさせてくれば、さすがに気付きますよね
良かったですね、成長できて。
困っている人、悩んでいる人がいれば、話しを聞いてあげる、助けてあげると子供にも教育してきました。勿論、お金など取りません。そんな教育はしません。
そうすると相手も聞く気になってくれるのを感じます。
会話は、人間がこの地球で天下を取れた大きな要素です。
会話は人を生かすことも、傷付けることも出来ます。
あなたは大切に思う人に甘えすぎて、言葉が乱暴になっていませんか。
「何?」と尋ねる言葉でも「なぁに?」と言われると、聞いてくれるのが嬉しくなります。
「なに」と語尾が荒々しいと、心が折れて話す気を無くします。