世見
2023年7月24日(月曜日)
水素
大阪天満宮の天神祭が今日明日と行われます。
このお祭り、1000年以上の歴史があります。
明日行われる神輿を乗せた船を中心に100隻ほどが大川を渡る神事「船渡御(ふなとぎょ)」が見所です。
お時間のある方は是非行ってみてください。
「異常気象」もうこの言葉を言わなくても異常なのは自覚出来た気がします。
地球で私たちが暮らしやすいのは、温室ガス効果のおかげです。
でもね、その量が増えすぎて地球は全体の気温を上げざるを得ないのです。
今、水素エネルギーが脱炭素の切り札といわれています。
水素は燃焼させてもCO2は発生しません。
ただ常温で液体や固体の石油や石炭とは異なり、液体水素は冷却する必要があります。
水素と酸素の化学反応によって電気を起こす燃料電池を利用した乗り物も出来ていますが、水素を補給する場所がこれからの課題です。
水素は空気との混合物に点火すると爆発して、水を生成するのですが、この爆発が気になります。
だってね、水素爆弾も水素から作ることが出来るからです。
水素爆弾・核融合爆弾・熱核爆弾・熱核兵器どれ一つとっても恐ろしい世界しかありません。
ソ連時代にロシアは重水素トリチウムとの化合物を用いた爆弾を手に入れていますから、プーチン大統領も自分の物と思っていることでしょう。
この水素爆弾の爆発力は、必要に応じて変えられます。
ただ恐ろしいのは爆発した時に多量の中性子を放出、空気中や地表のものを半永久的に放射能化してしまうと、不思議な国の方は心配されています。