世見
2023年7月14日(金曜日)
宗教
たまにはね、自分の良さをひとつでも多く見つける時間を持つといいと思いますよ。そりゃね、自分の思う自分のいいところが、他人から見たら欠点に思われることもあるかもしれません。でも、自分の良さを分かってあげないと、自分がかわいそうだと思います。「自分の良さが分からない」と思われたなら、それって他人の良さも見つけられませんよ。
人には長所と短所があって、もしかするとこのバランスが、良さも作り出すのだと思います。「早寝早起き」ができるとしたら、それも良さ、「掃除大好き」も良さ、「クヨクヨしない」も良さ、「節約家」も良さ‥‥ご自分のいいところをいっぱいいっぱい見つけましょうよ。私の良さは、今生きていることを実感できているところです。
ところで、あなたは宗教に関心がありますか? 私なんかは、お寺に行っても神社に行っても手を合わせます。また、教会に行けば、ここでも手を合わせます。宗教にこだわりのない私ですが、最近は、ニュースで宗教問題を知ると、何とも言えない空しさを感じます。
宗教は、人々が生活する上で、共存共栄の関係を保ちながら今日まで伝承されてきた、という思いがいたします。
宗教には、世界宗教と民族宗教というのがあるようです。この民族宗教には、ヒンドゥ教、ユダヤ教、儒教、神道なども含まれます。ところが、ヒンドゥ教やユダヤ教は、後にできた世界宗教の仏教やキリスト教に影響を与えています。
宗教と動物との関係も、興味深い物語を作ります。
狐と稲荷信仰もそのひとつでしょう。この稲荷信仰の主神は、五穀豊穣の神「宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)」なんですが、この神様の使いの狐が目立っています。江戸時代、とても流行ったのが稲荷信仰でした。
羽田空港の駐車場の真ん中に鳥居があります。動かすと祟りが起こると言い伝えられて、この鳥居は残されています。
人間が作り出した宗教。宗教には、不思議な魔力があるのかもしれません。