世見
2023年7月13日(木曜日)
戦争
蓮の花が咲き始める頃ですね。現在でも、昨日から旧暦のお盆を迎えておられる地域もあると思います。
仏教においては、蓮は極楽浄土に咲く花として神聖視されています。だから、お盆には、お供え物の下に蓮の葉を敷いたりするんですね。
暑い暑い夏が本番を迎えます。体調管理には万全を尽くしてくださいね。
電気代が高騰する中、クーラーを節約して熱中症になる人が増えたらどうしようと思ったりもします。どうか“水分補給”だけはお忘れなく。そしてこの夏を乗り切りましょうね。
お風呂に入る時、冷たいシャワーを足にかけて、少し冷やしてから湯船に入ると眠りやすいと言われて、やってみたらいい感じでした。あなたも一度試してみてはいかがでしょうか。
ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めてから、戦争が身近に感じられるようになりました。
そして、日本もまた戦争をしていました。それも相手はロシアでした。宣戦布告のないまま、日露戦争は、日本軍による旅順への奇襲攻撃で戦端が開かれ、仁川に上陸した艦隊が、港に停泊中のロシア艦隊を攻撃。これを受けてロシアは、日本に宣戦布告。翌日、日本も宣戦布告‥‥。
日本にもこんなことがあったんですよ。それとね、舞鶴(京都府)の海軍記念館に展示されている、閉塞船から脱出する決死隊の絵画は、凄い絵です。この絵の額縁は、引き揚げられた福井丸の船材で作られているからかな、パワーが違います。
戦争における戦い方は、時代が進むにつれて変化していきました。昔は「一騎打ち」というのもあって、今とは違う命のやりとりがありました。
あなたはご存知でしたか、「騎馬太刀打ち」の戦いを。太刀は右手で扱うのが基本でしたから、敵を馬の右側に置くことになります。敵に対して右回りに戦うことになるのです。
どんな戦い方であったも、ひとつしかない命の戦い。人間って、悲しい生き物なのかもしれません。「平和」―この言葉が心にしみます。