世見
2023年7月6日(木曜日)
白鳥の皇子
「ひすい」は、縄文時代以来、日本の宝玉でした。ひすいって、新潟県の姫川支流、布川流域、そして福島、埼玉、山形、鳥取などから原石が見つかっているみたいですね。
大国主命(おおくにぬしのみこと)が沼河比売(ぬなかわひめ)にプロポーズしたのは、比売が支配している布川で採れる、ひすいに関心があったからだと、不思議な世界の方は言われます。
中国って、もともとひすいを産せず、卑弥呼からひすいを贈られたのですから、もらった人は大喜びだったことでしょう。
時代は変わっても、宝石は人の心を虜にします。
あっ、そうそう、卑弥呼って美女だったのでしょうか? あなたならどのような卑弥呼を思い浮かべますか? 『魏志倭人伝』には、卑弥呼の容貌については記されていなかったのでしょう。でも、現代人の美女とはかなり違う気がしますし、絶世の美女だったら、どこかにそれなりの何かが残されていたかもしれません。「卑弥呼」「ひみこ」‥‥「秘密の子」みたいな名前に思ったりもします。
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ヒミコのネタは昔からよく書いているのですが、曖昧でネット検索すれぱ出てくるような浅い情報しか書けないんですよね。。。
不思議な世界の方に邪馬台国の場所を聞いて書いてほしいのですけど。
予知能力や、地図を見て書いてほしいのですけど。
ネットに答えがないものは書けないのです。
つまりはそーゆーことなんです
古代史の登場人物といったら、「白鳥の皇子」こと、日本武尊(やまとたけるのみこと)が、人気投票で第一位を獲得することでしょう。
日本武尊 は、双生児の弟だったゆえに両親から疎外されていました。でもその活躍はといえば、西に東に攻め入り、強敵ながらも次々と打ち破り、征服していきました。
しかし、輝かしい戦績もその武勲を認められることはなく、大和を目の前にして生涯を終えたのです。お気の毒に思ってしまいます。
弟橘媛(おとたちばなひめ)は、自分の身代わりになって相模の海で失い、宮簀媛(みやずひめ)との縁もむなしく、故郷大和の山々を偲び、愛した宮簀媛に想いを寄せながら死を迎えた日本武尊。その魂は白鳥となって天空高く飛び去ったといいます。でもね、『古事記』と『日本書紀』とでは、どうも人としてのイメージが違うみたいです。
日本武尊なる人物が実在していたのかどうかは分かりませんが、伝説としてみると、「白鳥の皇子」として感じるほうが、ロマンに満ちている気がします。