世見
2023年6月19日(月曜日)


ひきこもり  

「ひきこもり」の子供達が増えています。
理由の一つに、スマホの存在があるのを感じています。
本来人間は、夜が明けて目覚め、お日様が休まれると眠っていました。
住まいも、ひとつ屋根の下で、枕を並べて眠っていた時代もありました。
あの頃はひきこもる子供部屋もなく、食事といえば七輪に火を熾し、カマドでご飯を炊き、家族揃って食卓を囲っていました。
ひきこもりは現代病にしか思えないのです。
ひきこもりでお困りの親御さんに申し上げたくなるのは、夜は眠ることを習慣付けてあげて欲しいのです。
朝は決まった時間に朝食を摂り、起きない時は朝食は抜きぐらいの覚悟を持たなくてはいけません。
スマホは夕方6時には取り上げるくらいはしないとダメです。スマホが生きがいになり、眠る時間を削り、スマホ漬けになり、生活のリズムを壊しているのです。
人は、日々の生活のリズムを自分の思いのままにしていると、自然界に逆らう日々がやって来て、夜中も朝も昼も感じなくなります。
ひきこもりのお子様には個人の部屋はありますか? それと、ひきこもりに親は慣れ過ぎてはいませんか?
子供の未来が心配と思う前に、どうでしょうか、昭和の初め頃の生活をお調べになり、一日の過ごし方を一度お考えになってください。
朝決まった時間に起き、決まった時間に眠ると、人というのは生活のリズムと申しますか、体内時計が良きリズムをとってくれます。
ご相談をお受けさせていただいていると、この「ひきこもり問題」がとても多いのに驚きますが、その殆どの子供達が、スマホを時間に制限なく使用しているのにも愕然と致します。
子供のひきこもりでお困りの親御さんを「かわいそう」とは思わないように、それと学校に行きたくない理由だけを信じるのではなく、家庭に於いての暮らし方を再認識されて、親御さんも共に朝・昼・夜を自覚した生活をされることをお勧めします。
そうすると笑顔が家庭で見られるようになりますよ。
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スマホよりゲームが多い気がします
部屋を与えられ無制限にゲームをさせて放置では生活リズムが崩れます
引きこもりは親の責任が大きい