世見
2023年6月13日(火曜日)
平成~令和
私が書かせていただいている文章をお読みくださっておられるのは、昭和生まれ、平成生まれの皆様だと思います。
令和になって5年、“新型コロナが詰まった令和”にも思ってしまいます。
最も長かった元号「昭和」、凡そ半分だった「平成」、でも平成の30年は激動の時代だった気がします。
北朝鮮による拉致犯罪を知った時の驚きは、今も忘れてはいません。
2002年、拉致被害者5人が24年ぶりに帰国。
あの時、曽我ひとみさんだけが一人での帰国でした。
ひとみさんがご主人と再会したのは2年後だった気がするのですが、ご主人のジェンキンス氏との再会シーンは思い出すだけで涙が出ます。
拉致被害者5人の方が日本に帰国して21年経ちました。
まだ拉致事件は解決していません。
心が痛みます。
どうか、あなた様も拉致事件を忘れずにいてください。
平成にはいろんなことがありました。
ミレニアムを記念して発行された二千円紙幣、今はあまり見かけなくなりましたが、表面は世界遺産の首里城表門の「守礼門」が、裏面は紫式部の「源氏物語」の絵図が描かれています。私はこの二千円札を数枚持っています。
トランプ大統領が誕生したのも平成でした。
令和はまだ始まったばかりです。
宗教問題と言えば、平成はオウム真理教、統一教会と、いろんなことがある人間がつくり出す歴史です。
平成には二つもの大災害がありました。
阪神淡路大震災と東日本大震災。それと雲仙普賢岳の火砕流、兵庫県豊岡市街がほぼ全域水没した台風‥‥。令和も安心は出来ません。
いつ国難といわれる巨大地震が襲うかわかりません。いえ、ジワジワと近付いている気もします。
「チャットGPT」が人類の生き方を大きく変える、と言われる令和。育てるゲームが空前のヒットをした「たまごっち」時代が良かったのかもしれません。
携帯がインターネットにつながった頃から、人の生き方が大きく変わったのかもしれません。