世見
2023年5月6日(土曜日)
ユダヤ人
ユダヤ人は、地球の旅人かもしれません。
古代エジプト時代は奴隷として連れ去られ、又、モーゼに率いられてカナンの地に帰る。
その後はといえば、エルサレムから追放され、各地へと離散しました。
11世紀になると、カトリック教会からも、殆どの職業からも追放の目に遭います。
ナチスドイツは酷かった大虐殺です。
1948年、やっとイスラエル建国宣言が出来ました。
現在全世界にユダヤ人はどのくらいの人がいるのでしょうか。アメリカにはユダヤ人が多いのはわかる気はします。
でも、宗教の世界から見ますと、ユダヤ教の中で最も古いのは、アブラハムがカナンで神と契約した紀元前20世紀頃です。
ユダヤ人が信仰するユダヤ教は、唯一神ヤハウエと結んだ契約に基づいて、割礼や礼拝といった戒律を長年守り続けています。
ユダヤ人が喪に服すのは、他の民族と違って、極短い時間に限られるといいます。
死はユダヤ人にとっても、とても大切で悲しいことですが、悲しみに押し流されて、現実を直視することが出来なくなるといけない知恵があるようです。
ユダヤ人がユダヤ人らしさを捨てなかったことが、ユダヤ人が今日まで生き延びた理由だと思います。
私がユダヤ人の生き方に拍手を送りたくなるのは、世界に千数百万人しかいないのに活躍していることです。
アメリカにユダヤ人が多いのは、ヨーロッパ諸国での迫害を逃れて移民した人が多かったからです。
私は思うのです。
ユダヤ人は希望を捨てなかったから今があると。
地球の旅人ユダヤ人の生き方に、私達は学べることがある気さえします。
ヒトラーによって600万人も殺されても、今もユダヤ人は地球で頑張っています。
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神も仏もキリストも元は一つです。