世見
2023年5月3日(水曜日)


家康  

今日は「憲法記念日」です。
お休みの方も多いことでしょうね。
法律では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」なのですってね。
「横浜開港記念みなと祭り」も今日ですよ。
今年の大河ドラマは徳川家康です。
『どうする家康』というタイトルです。ご覧になっていますか?
家康がどのような人物であったかはわかりませんが、絶対的窮地の家康を、武田信玄は何故殺さなかったのか、といった出来事があり過ぎます。
織田信長が明智光秀に討たれた後の逃走劇を見ても、ついている男は至る所で奇跡的な物語をつくります。
いつも思うのは、武田信玄が後10年長く生きていたら、日本の歴史も大きく変わっていただろう、ということです。
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いつものタラレバ。。。

三方原で信玄に大敗した時の二の舞を、家康はしていたかもしれません。
家康が生まれたのは下剋上の時代でした。
戦国の世に生きた人々は、どのような思いだったろうか。
家康が人質人生を開始した頃、8千の軍が8万の包囲軍を打ち破った北条家、なんてこともありました。
あの頃、日本の人口がどのくらいだったのかわかりませんが、国内で戦争が繰り広げられていたことは間違いがありません。
家康の人生を知れば知るほどに、どなたが脚本を書いたのかと思います。
今川家の人質になるはずが、家臣に拉致されて、織田家の人質になったりします。
家康の人質時代は有名で、織田家から戻ったら、今川人質時代が始まりました。
この人質時代にはこんな話も残っています。
家康10歳。正月の祝いの席で三河の厄介者と言われた家康は、我慢出来ずに袴をまくり上げて縁側から放尿したかと思うと、何食わぬ顔で元の席に座ったといわれているのです。
その時、今まで悪口を言っていた者達が「肝が据わっている」と感心したそうです。