世見
2023年2月18日(土)

地球に生きる 

未来は決まっているのでしょうか、それとも決まっていないのでしょうか。
自分の人生を振り返ってみましても、今日という今の状況を、若い頃に感じてはいませんでした。
ただ、どの出来事ひとつとっても、今の状況に辿り着くのがわかります。
もしも、未来が決まっているとしたら、ボールを投げる瞬間に落下地点は決まることになることでしょうが、ボールを投げた瞬間に、落下するまでの空気抵抗や突風の影響などを察知していないと、未来は決まっていたとは言えない気がして来ます。
私達は生まれる環境も親も選べません。
このことをどのように見るのか深過ぎて、前世のご縁とか、子供が親を選んだとか、様々な考え方が登場しますが、これが正解とは言えないと思います。
顔立ちが吉永小百合さん似で、ストレートで東大をトップ卒業できる頭脳の持ち主で、運動神経は抜群で、大富豪の家に産まれていたからと言って、思考も優れているとは限りません。
未来が決まっているのは私達人間ではなく、人間の生き方から自然界を苛めたことで起きることしかありません。
私達は地球に選ばれた生物、それ故に思考を変化させることで未来は大きく変わるのだと思っています。
もしも、私達が地球とは別の惑星で生きる生物だったとしたら、水を糧として生きる生物ではなく、光を食料としていたら、現在の量子論は誕生していなかったかもしれませんし、目に見える光が可視光だけで終わってはいないと思ってしまいます。
日焼けの原因の紫外線も、赤外線も、他の光もブレンドして食事にして生きる生物を創造することは出来ませんが、私達が波長によって色が違って見える世界は、この地球で暮らせているからだと思ったりもします。
今、私達はマイクロ波で物を温め、電波は携帯電話やテレビなどの通信に使われています。