世見
2023年1月21日(土)

地球温暖化  

厳しい寒さの中、フキノトウが凍った地面からつぼみを見せ始めます。
ささやかながらも春が地面から顔を見せてくれる瞬間です。
もう少しすると、つぼみの状態で採取されたフキノトウの天ぷらをいただけます。
フキノトウとは、フキの花芽のことなのですね。
まだまだ寒い日が続きますが、春は一日一日と近付いています。
地球は今日も生きています。
ただ、私達が気付かない間にいろんな場所で変化しているのです。
9月~10月頃、南極上空の成層圏オゾンが破壊される、と不思議な世界の方は心配しておられました。
地球温暖化に伴う気候変動が、こんな所にも影響を与えているのかもしれません。
このままだと、太陽の有害紫外線を防いでくれていた成層圏のオゾンが減少して、人体にも影響を受けると思われます。
それと、植物の栄養分であるカルシウム、マグネシウム、カリウムが何らかの理由で土壌から流れ出し、土壌中の養分をつくる土壌微生物が減少し、植物の成育にも影響を与える事態も起きると思われます。
病害虫の被害もこれから多くなって行くことでしょう。
「今太平洋は汚れています」
太平洋の大きな海流は様々な物を運びます。
大陸から数千キロも離れた無人島でさえ、人間が作り出したゴミが漂着しているのです。
これから地球温暖化がもたらす人類や動植物に与える影響は大きい。
森林の減少だけは食い止めたいものです。
人類が温暖化防止に失敗すると、温度上昇が進み、大変な世の中になります。