世見
2022年11月7日(月)

作法  

今日は、私の大好きな大安です。
それと「立冬」で、木枯し1号が吹くと冬型の気圧配置になります。
山茶花の開花のお知らせが届く季節になりましたね。
もう冬が始まっているのです。
風邪をひかないように注意してください。
今年は、夏が終わると寒暖差が激しく、体調管理が大変でした。
幸せとは健康あってのこと。お体をどうか大切になさってください。
日本には「作法」というのがありましたが、現在、この作法は姿を消し始めています。
昔は家族で囲炉裏などを囲む時には席順がありましたし、寄り合いの時も身分、 家柄、年齢などによって席順が決められていました。
乾杯の音頭は長老がとることが多く、目上の人と乾杯する時のグラスは目上の人より下の位置で合わせるのがマナーでした。「作法」は日本の文化でしたが、いろんな意味で消えて行くのでしょうね。
お辞儀をする意味ってご存知でしたか?
「頭を下げて首を差し出す」お辞儀には相手に命を預けているという意味があるのですよ。
お辞儀の仕方で、その人の心根もわかります。
会釈もお辞儀のひとつ。笑顔と共にご挨拶なさってくださいね。
世界中にはどれだけの作法があるのでしょうか? 食文化を見るとその国の個性も見えて来ます。
エジプト料理をいただいたことはありませんが、赤いトマトソースにオリーブ油、それと独特な香りのスパイスのイメージがあります。
写真で見る限りでは、もしかすると見掛けより味で勝負しているのかもしれません。
エジプトに詳しい方にお聞きしたことがあるのですが、祭りの時期なら是非見学してみたらと言われたのが、神の名を唱えながら町を練り歩く不思議なイスラーム神秘主義教会のお祭りです。
彼らは厳しい修行と思索によって、神との合一感を目指して町々を歩くというのですから、不思議な力が漲っていると思います。