世見
2022年10月29日(土)


恋の在り方  

好きなメロディーが部屋を包み込む。
今までどのくらい聴いたのだろうか。
クラシックは聴き飽きないから不思議です。
窓から見える青空にポッカリと浮かんだ雲が、私に挨拶してくれているみたいでとても嬉しくなりました。
ネェネェ、あなたは今までに思い出深い恋を何度なさいましたか?
「恋が実る」というと“結婚”になるのかもしれませんが、実り過ぎたのか、“離婚”という答を出す人もおられます。
人って縁深いから恋心が生まれますが、恋ほどステキな思いはありません。
「トキメキ」って凄いと思いませんか。
恋をすると、心の中にその人が住み付き、愛しさが増します。
恋には年齢は関係ありませんよ、恋しましょうよ。
そういえば、明治時代には“仲人業”が盛んだったのですよ。
だからね、お見合い結婚が基本的な結婚だったのです。
現在のような結婚式が広まる以前は、お婿さんの家で式を行う“嫁入り婚”が一般的でした。
嫁入りの日、花嫁さんは、迎えに来た仲人さんと一緒に花婿さんの家へ向かいましたが、出戻らないようにと、今まで使っていた茶碗を割る風習もあったみたいです。
私の娘時代と今とでは、恋の在り方も変わった気がします。
今では、10円玉を手に握り公衆電話で恋人と語り合う、なんていう人を見かけることはありません。
“交換日記”なんて覚えている人も少なくなりました。
1945年の終戦時の日本の人口は約7200万人でした。そんなに遠くない日に、我が国の人口は約7200万人に戻ってしまうことでしょう。
1990年から始まった生産年齢人口の急速減少、1990年といえば平成2年ですが、あなたはお幾つでしたか?
雲仙普賢岳が噴火したのは1991年でした。
32年の間に「結婚」に対しての考え方は変わり過ぎました。