世見
2022年10月25日(火)
兵器輸出国ロシア
紅葉狩の季節が来たのですね。
古(いにしえ)の貴族達の優雅な楽しみのひとつだった紅葉狩り。楓(かえで)、山漆(やまうるし)、銀杏(ぎんなん)などの紅葉を眺めながらお酒を交わし、和歌を詠んでの宴は楽しかったことでしょう。
現代人にはこの風情は味わえないかもしれません。
昔も今も時の流れは同じですが、風情という言葉さえも、今はどこかに置き忘れた気がいたします。地域によっては異なりますが、京都の紅葉といえば有名なのは東福寺。一度訪れると又行きたくなります。
北海道の大雪山、愛知県の香嵐渓もお勧めのスポットです。
あなたも、紅葉を見て心を癒されては如何でしょうか。
日本という国はとても良い国なのだと思います。
日本の平均寿命は84.36歳。今世界中から注目を集めているロシアは73.08歳、ウクライナは71.83歳です。
日本との差が10歳以上もあります。
若い時の10年とは違い、歳が行ってからの10年はとても重い10年です。
ロシアに於いては、第二次世界大戦で2000万~3000万人もの人が亡くなり、その内の兵士は1470万人と言われています。
当然ながら終戦後の出生数も減りましたが、寿命が先進国に比べて低いのは、ウォッカの飲み過ぎとも言われています。
この度の戦争で、ロシアでは若者を中心にいったいどれくらいの人が亡くなるのでしょうか。
兵器の輸出国としては、アメリカ製かロシア製の兵器が多くを占めていると言われていますが、兵器輸出国としてのロシアの未来は今ひとつだと思っています。
戦争というのは兵器の展示場。それ故にロシアにとっては負けられない戦争だと思いますが、ウクライナ軍はロシア製装備が多いものの、西側の最新兵器を供与されての戦いです。
このことからも、兵器の輸出国としての未来に「?」が見えます。