世見
2022年10月17日(月)
海水の営み
海って、見ているだけで心が落ち着くから不思議です。
海辺に立てば、真っ青な海が目の中に広がります。
海の水は口にすると塩辛い。
海が青く見えると言っても、場所や時期によっては濃紺から水色、エメラルドグリーンなど、多種多様な色を持っています。
海は神秘なる世界です。
海水の旅物語を知ると、地球そのものが神様に思えて来ます。
海水が海流になって、地球上を旅をするのです。
それも、約1500年をかけて表層から深層まで、ゆっくりと、まるで地球を守ってでもいるかのように旅をするのです。
人体の成分と海水の成分は、非常によく似ていると言われます。
だからかもしれませんが、アトピー性皮膚炎になった方が海水に浸かるとよくなる方も多いと聞きますからね。
地球上で知られている103の元素の内、海水中には短寿命放射元素を除く総ての元素が含まれているというのですから凄いお話です。
金や白金までもが海水に含まれているのですから嬉しくなります。
海は生きています。
海では普通一日二回、海水位が規則的に変化しています。
「干潮」「満潮」です。
想像してみてください。
海の水を動かしているのですから、神の力としか言えません。
でも、その営みも、人間が作り出したプラゴミによって侵され始めているのです。
干満の差を生み出す力を衰えさせているのです。
このままで行くと、地球の自転や公転までもに異常をきたす、と不思議な世界の方々は心配されています。
満潮時の水位の差も、これから世界中で心配事になって行くことでしょう。