世見
2022年10月11日(火)


薬湯  

あんなに暑かった夏ですが、今頃になると暑い日々を忘れ始めています。
今年の夏は暑かったですね。
私はアイスクリームを食べ過ぎて、2,5kg肥りました(笑)。
汗というのは、体内の老廃物を排出し、体温調節もしてくれます。
それと、皮膚の表面が温まると毛穴が開き、皮膚腺から皮脂が出て、毛穴の汚れと脂を洗い流してくれます。
高血圧に悩む人は、毎日のお風呂でたっぷりと汗をかいて、塩分を出すと良いみたいですよ。
私は、初めはやや熱めでスタートするのですが、水を少しずつ同時に入れます。
意外と汗がよく出ますよ。
丁度いい温度と思えた時には、温めの湯になっています。
お風呂を楽しんでいますか?
私のお風呂の入り方が正しいかどうかはわかりませんが、熱いお風呂は全身の緊張が高まり、その反対に、ぬるい湯は副交感神経が働くために末梢の血管が拡張し、血流がよくなるそうです。
↑↑
40°くらいがいいみたいです
暑すぎるのもよくないみたいなので40~41°くらいでカラダを温めましょう。

お風呂前にハーブティーを飲むとよく眠れるそうです


ストレス解消法といえば入浴です。
今日は先人の知恵の民間療法として伝えられた薬湯をご紹介いたします。
イチジク湯 →「軽度の痔、イボ痔、切れ痔」
アロエ湯  →「不眠解消、皮膚老化防止」
ヨモギ湯  →「腰痛、関節痛、冷え症」
ビワの葉湯 →「湿疹、健胃整腸、利尿」
ドクダミ湯 →「利尿、汗疹、ニキビ」
シソの葉湯 →「神経痛、関節痛」
昔の人の知恵は、今も生かされていると思いますよ。
入浴剤の中身を見ると、ヨモギやビワの葉などが入っていたりしますからね。
「トウキ、センキュウ、オウバク、オウゴン、チンピ、シヨウガ、トウヒ・サンショウ、コウカ」も薬湯として使用されています。
チンピ(陳皮)は、みかんの皮を乾燥させたもののことです。