世見
2022年7月20日(水)


昭和の夏の思い出  

毎日が同じことの繰り返しだと、人は退屈になるのかもしれません。
でもね、大きな問題もなく時が過ぎて行くことって、とてもありがたいことだと思っています。
それとね、私達って地球という惑星に暮していることすら忘れています。
私は散歩をする時、地球を歩いていると思いながら空を見上げたり、川辺に咲く花を眺めたり、小石を見付けると蹴ってみたりと、心の疲れをとりながらいつものコースを歩きます。
私達人間は、地球の表面を支配していると思い過ぎている為か、「地球や人類は宇宙において特別な存在ではない」という説さえも消して生きていると思われます。
たまには、地球に暮していることを思う時間を手に入れてもいいようにも思います。
そうすると、自然界への感謝の気持ちも心に広がることでしょう。
今日は土用の入り。土用の丑の日は「う」の付く食べ物を食べると元気になると言われておりまず。
「うなぎ」「梅干し」「うどん」などがあげられますが、夕食は何を召し上がりますか? それとね、暑中見舞いは送りましたか。
最近はあまり書かなくなった暑中見舞ですが、土用の入りの今日から立秋(8月7日頃)までに送る状が暑中見舞なのですよ。
メールもいいですが、気になる方への一枚の暑中見舞いは喜ばれると思いますよ。
暑い日が続きます。冷たい飲み物が一息つかせてくれますが、体はあまり冷やさないようにしてくださいね。
昭和の良き時代には、夏は“寝冷え”をしないようにといって、夏腹巻をしていたこともありました。
夕方になると、ステテコ(ズボンのような下着)に腹巻姿の男の人が、団扇片手に夕涼みをしていました。
あの頃は、各家庭にクーラーもなかったですが、意外と夕方は涼しかったように思います。
便利になったことが暑さを加速させているように思います。