世見
2022年7月13日(水)
自分との会話
毎日をどのような思いでお過ごしですか?
お仕事をされておられると、ご自分との対話も仕事中心になることでしょう。
でも日頃は、ご自分の今の気持ちをあまり自覚せずに、お心と対面していることでしょう。
ご自分との会話の中に心が痛む内容があるなら、それが悩みなのです。
自分との対話とは「何を食べようか」とか、「買物に行こう」とか、その時にあった心の内で話している会話のことです。
この会話は次なる行動にも影響を与えますし、時にはやる気も失います。
自分自身との会話は、出来るだけ優しい言葉にしています。
人というのは、自分にも荒々しい話し方をしていると、つい人と話す時にも相手を傷付けるキツイ会話になっていると思います。
人とのつながりで大切なことの中に、“会話”があります。
心の中で「こんなことを話すと嫌われないか」と思ったりすると、遠慮がちになり、胸の内にある本音を言えなくなったりします。
性格と言ってしまえばそれまでですが、もしも今の自分を向上させたいと思っておられるのなら、ご自分との日頃の会話を意識なさって、今どうしたいのかを心に問い掛けるようにしてみてください。
私達は、どうやらダラダラと心と向き合うことをしているようです。
だから困ったことが起きるとアタフタするのだと思います。
一日の数分でもいい、ご自分の意識を高めるために、ご自分の名前を言ってみてください。
そうするとご自分のことを自覚出来ます。
心配事が起きた時は、先ず始めに考えることで解決出来るかどうかを決めてください。
解決することが中々難しいと思えた時には、出来ることを考えてみると、意外と道が開けたりします。
私達はご自分と会話をしている、ということをどうか忘れずにいてください。
そして、ご自分の名前を言って頑張ることもどうか忘れずに