世見
2022年7月7日(木)
黒田官兵衛
短冊に書いた願い事を、笹竹に結び付けた子供の頃を思い出します。
7月7日は七夕(たなばた)の節句。
今日は、織姫と彦星が年に一度のデートの日です。
ロマンチックな伝説がある七夕。
都会の夜空では天の川は見えにくいですが、天の川を挟む織姫と彦星が年に一回だけ、カササギの橋渡しによって再会できるという伝説は有名です。
笹竹に、短冊や吹き流し、提灯、菱飾りを飾り付けたあの日‥‥、今思い出しちゃいました。
江戸時代、幕府が七夕を年中行事のひとつと定め、武家の間では人気があったようです。
仙台七夕祭りは、月遅れの8月6日~8日に行われます。
伊達政宗が奨励したと言われているお祭りです。
200万人以上の人出があり、国内最大級の仙台七夕祭りです。
笹ってね、昔から邪気を祓う効果があると言われています。
あなたも七夕飾りを楽しんでみませんか。
大人になると、中々七夕も楽しめませんが、今日くらい童心に戻ってみるのもいいと思いませんか。
人間の魅力というのは奥が深いと思います。
性格というのは、オギャ~と泣いて生まれた時には、すでに大まかなものが出来上がっているのかもしれません。
同じ環境であっても性格には個性が光りますが、人生を歩んでみますと、性格に合った生き方をしている気もいたします。
55歳になっても天下を狙ったと言われるのが、黒田如水こと黒田官兵衛孝高。
人生50年と言われた時代にあってのこの思い、いったいどのような性格をしていたのでしょうか。
豊前・中津で隠居していた如水は、上方の出来事が三日で豊前・中津に届く体制を敷いていたといいますから、やる気満々。
意外と正直な人物と申しますか、思ったことは実行する人だったのかもしれません。私が一度会って見たくなる人物のひとり、それが黒田官兵衛です。