世見
2022年7月5日(火)
ロシア
ソ連が解体した後も、世界の8分の1の面積を占める国、それがロシア連邦です。
ヨーロッパからアジアにまたがる広大な領域を手にしているロシア連邦なのに、まだ土地が欲しいのでしょうか。
日本の45倍もあるのですよ。
10時間もの時差があるのでしょう。
年200日以上も氷に閉ざされる所もあるといいます。
もしかすると、ロシアに捕まったウクライナ兵は、こんな場所に追いやられているのかもしれません。
氷結しない所というのが、ユラ半島のムンマルスク付近と、黒海沿岸地域だけだといいます。
旧ソ連時代の人口は、約2億8千万人でした。
民族は極めて複雑だったといいます。
170以上の多民族国家で、その中でもロシア人が半数を超え、次はといいますとウクライナ人で、二割ほどいました。
「ソビエト社会主義共和国連邦」は、15の主要民族がそれぞれの民族名を持っていましたから多くの言語がありましたが、公用語はロシア語でした。
ゴルバチョフ政権では、会談で冷戦を終結。その後はリトアニア、ラトビア、エストニアのバトルト三国が独立、その後はロシア連邦を始め共和国も独立して、世界最大の社会主義国家は終わりを迎えたのです。
ロシア連邦になっても、多民族国家は変わりません。
ロシア人が八割も占めるものの、ウクライナ人もいますし、モンゴル系の人もいます。
100以上の民族からなるのがロシア連邦なのです。
独立を目指す動きがわかると、チェチェン共和国のように、ロシア軍との間に戦闘が繰り広げられます。
ロシア連邦の崩壊を恐れての紛争が続いているのです。
プーチン大統領の胸の内はわかりませんが、ソ連時代に戻りたいのかもしれません。
でも、一日も早く、ウクライナに平和がやって来ることを願います。