世見
2022年6月16日(木)
京都の地震
越後の出雲埼出身の良寛和尚は、突然の地震に遭遇し、被害が大きかった三条まで足を運んだ時、目にした光景は言語を絶する惨状だったといいます。
その時詠んだのが
「かにかくに とまらぬものは涙なり 人の見る目の しのぶばかりに」
良寛和尚はこの当時、人倫の道を軽く見て太平を頼んで人の心が緩んだことが天災を招いた、と戒めています。
このお話は、越後の三条地震です。
雪の降り積もる午前7時頃、雷のような地響きと共に大地が激しく揺れたかと思うと、家が将棋の駒のように倒れたといいます。
今度またこの辺りが大きく揺れると、信濃川に沿う沖積低地で液状化現象が起きるかもしれません。
地震というのはいつ起きるかわからないから不気味なのです。
先月の5月3日、私の住む川口市は震度2でしたが、震源地が東京の多摩だと知った時には心が揺さぶられました。
京都も揺れています。
日本に住んでいるのですから地震は諦めないといけません。
京都といえば本願寺。
本願寺はJR京都駅の北西の近くにあった気がするのですが、今度揺れることがあったらあの辺りも揺れそうです。
京阪神の広い地域が揺れる地震だけは、京都では起きて欲しくありません。
お寺や神社には、とても大事なお品がありますからね。
でも、日本列島は揺れやすくなっているのです。
暫く揺れないでいると、次は大きく揺れるかもしれないと思ったりするのですから、地震というのは厄介です。
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毎年、揺れやすくなっている~、心配~と書いていますよね。。
揺れない時ってありますか?
地震大国の日本にはないですよ