世見
2022年6月14日(火)
黄金伝説
今日、大坂の住吉大社で御田植神事が行われます。
第一本宮で奉告祭の後、神様の田である御田(おんだ)に行列を作って向かいます。
見所の多い祭りなので、一度はお出掛けくださいね。
梅雨に入る最初の日のことを「入梅」と言いますが、入梅しましたか?
梅雨入りといいましても、日本は南北に長く、実際には1カ月程度の差が出るようですね。
梅雨と書くのは、青かった梅がこの時期になると熟し、黴(かび)が発生しやすくなるので、黴雨(ばいう)と言ったことからだそうですよ。
雨が降る日が続くと、何となく心が澱みますが、農作物にとっては恵みをもたらします。
歌川広重の『近江八景 唐崎の夜雨』の絵が目に浮かびます。
琵琶湖南部の池に、長雨が途切れずに降り注ぐ描写は見事です。
一度調べてみてください。ウ~ンと言って見惚れますよ。
今日のような日は、ロマンに満ちたお話が心をゆったりさせる、そんな思いがいたします。
例えば、黄金伝説。
エル・ドラド伝説を聞いたことがありますが、ボゴダの商人が8,000人もの現地人を雇って湖の縁を切り込んで、湖水を抜いたことがあったみたいです。
この時に発見されたのが金の胸当てと杖、それとエメラルド。
ところが、湖面の崖が崩れ出し中断したそうです。
「未だ湖底に財宝が眠っている」と言って、ニヤッとされたのが、“不思議な世界”の風呂敷おじチャマ。
この時の笑みは、本当かなぁ~とチョッピリ疑いましたが、「ある」と思いたくなりました。
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思う~、気がする~
あるかもしれない~、ないかもしれない~