夏至や冬至あるいは春分・秋分の太陽の方位に合わせて作られた古代遺跡が、世界各地に残されています。
夏至や冬至を特別な日として祭祀を行なう風習は、古代から世界各地に存在します。
夏至の日、イギリス古代遺跡ストーンヘンジでは中心の祭壇石とその他の主な石の直線上に太陽が昇る。

縄文時代の秋田県大湯環状列石(ストーンサークル)では、二ヶ所の環状列石の中に立つ「日時計」と呼ばれる立石と環状列石を結んだ線が、夏至の太陽の日没線と一致。

三重県伊勢市二見浦では、夏至の時期に夫婦岩の間から朝日が昇ります。これは夏至の日の前後2ヶ月しか見られない現象。夫婦岩は日の出(天照大神)と興玉神石を拝むための鳥居と見なされています。
メキシコの「テオティワカン」
「太陽のピラミッド」は、夏至の日に太陽がピラミッドの真正面に沈むように造られています。
エジプトの南部にある「アブ・シンベル神殿」
春分の日と秋分の日の明け方から、入り口にある4体の像を順番に太陽光が照らしていきます。
太陽の方位に合わせて作られた古代遺跡が、世界各地に残されているのを考えますと
日本中にある不思議な巨石郡も夏至の日冬至の日などに訪れると新たな発見が見られるかもしれません。
夏至の日は6月21日(火)です。