世見
2022年5月25日(水)
ロシア連邦
ロシア連邦の面積は、何と日本の45倍もあります。
国内の時差が10時間。
ロシア連邦は、世界最大面積の国なのです。
国土の大部分は北緯40~70度に偏っているために、湿帯から寒帯まであるのですが、全般的に冬の寒さがとても厳しい国なのです。
降水量や湿度が比較的小さく、大陸性気候の特徴がよく現われてもいます。
200日以上も氷に閉ざされるところもあり、河川や沿岸は冬には凍結し、氷結しないのは北大西洋海流の影響のあるコラ半島ムンマルスク付近と黒海沿岸地域だけなのです。
旧ソ連の人口は約2億8000万でした。
その人種と民族はとても複雑で、170以上を数える多民族国家でした。
中心となったのが、半数を超えるスラプ系のロシア人で、その2割弱がウクライナ人でした。
これ以外は何れも5%未満で、白ロシア人、アジア系のウズベク人、キリギス人 カザフ人、タタール人などでした。
15の主要民族が民族名を持つ社会主義共和国を組織し、連邦を構成してソビエト社会主義共和国連邦になっていたのです。
91年9月にはリトアニア、ラトビア、エストニアが独立し、この独立がソ連内の共和国の自治権拡大運動を刺激、12月にはロシア連邦共和国も独立したのです。
世界最大の社会主義国家は解体・消滅しました。
多くの国土を失ったことが、プーチン大統領にはトラウマになっているのでしょうか。
多民族の特性を受け継いだロシア連邦。
2割弱もいたウクライナ人に対して、プーチン大統領は何を思い込み、この度のような恐ろしい計画を実行したのでしょうか。
豊富な地下資源に基づく鉱業は、天然ガスと原油といった資源価格の高騰により比較的に順調でしたが、この度のことで今後はどうなることやら。
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浅いニュース感想文でした
高騰して儲けていますね。以上。