厚生労働省は4月13日、5~11歳の子どもに対する米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン接種で、1日までに医療機関から13例の副反応疑いの報告があったと専門部会で明らかにした。ほとんどが既に回復したか回復に向かっているといい、部会は「接種に重大な懸念は認められない

」との見解をまとめた。 


厚労省によると、男児が7人、女児が6人。症状は接種の緊張や痛みで血圧低下などが起きる血管迷走神経反射の報告が多く、けいれんや嘔吐もあった。また7歳の男児1人には心筋炎や心膜炎が見られた。

 5~11歳へのファイザー製接種では、12歳以上よりも有効成分が少ない製品を使う。




総務省は15日、2021年10月1日時点の日本の総人口推計(外国人含む)を発表した。前年比64万4000人(0・51%)減の1億2550万2000人となり、減少幅は過去最大となった。減少は11年連続で、東京都の人口は1995年以来、26年ぶりにマイナスに転じた。

 年齢別では、65歳以上の高齢者人口は、3621万4000人で、全体の28・9%を占め、過去最大となった。一方で、15歳未満は1478万4000人で、11・8%と過去最低を更新し、少子高齢化が加速している実態が明らかになった。