シェディングについて「ある」「ない」の議論もあるようですが、実際に経験している人は多くいますし、自分自身も感じることなので、「ある」という前提で話を進めます。
ワクチンに懐疑的な人でも、シェディングについては「ない」「非科学的だ」と言う人もいますが、自分が感じないからと言って「ない」とは断言できません。
アレルギーと一緒で、同じ「カニ」を食べてもアレルギーが出る人と出ない人がいます。
自分にアレルギーが出ないからといって、「カニアレルギー」というものがないとは言えません。
それはただ単に自己中心的な考えです。
「非科学的」についてはどうか。
確かに「ワクチン接種者から何か出ている」なんて科学的ではないかもしれません。
ただもっと頭を柔らかくしないといけません。
人間というものには体に有害なものは外に出す解毒システムが存在します。
それは呼気からでたり、汗からでたり、おしっこ、ウンチから出たりします。
「目に見えないから存在しない」なんて言い分は乱暴すぎます。
ニオイ分子だって、リモコンの電波だって目に見えないけど存在しているんですから。
ましてや厚労省がちゃんと「伝播」について議論されていたのですから。
遺伝子ワクチンの危険性は日本でとっくに議論されていた~シェディングも
「増殖性のある組換えウイルスワクチンを用いる場合には、第三者への伝播の可能性が高くなり、ウイルス排出による安全性リスクを慎重に評価する必要がある。」
ってね。
だから専門家では第三者への伝播について知っていると思われる。
でもだんまり決め込んでいる。
なんだかなぁ。
エクソソームとかそういう概念があれば十分あり得ることです。
それを「非科学的」と断言するのは、ただ驕り高ぶっているだけ。
もしくはただの勉強不足。
科学のすべてが解明されているわけではないのですから、謙虚な姿勢でいなければなりません。
自分が理解できないからといって「存在しない」と明言するのはどうかと思います。
あんたは神様ですかって。
自分も、看護師さんもシェディングを感じるので、毎回診察のとき気になります。
接種して時間がたって、シェディングも感じにくくなってきたような感じもします。
しかしある患者さんでのこと。
接種直後はシェディングを感じました。
その後どれくらい経過してからかは忘れてしまいましたが、強いシェディングは感じなくなったのです。
で、油断していたら、先日2人(自分、看護師さん)とも直後に頭痛が発生しました。
接種から4ヶ月たっていました。
不思議なことに一度シェディング感じなかったのに4ヶ月してまた感じる。
その人にしたら、一旦外に何か出していなかったのに、4ヶ月してまた出し始めたということになります。
こりゃやっかいです。
時間の経過とともに落ち着いてくるのかと思いきや、突然また何かが動き出しているようなのです。
ちなみに接種2ヶ月後の患者さんを採血したときも、看護師さんはかなり強いシェディングに見舞われました。
時間の経過とともに感じなくなるケースが多いような感じはしていたのですが、どうもそうとばかりとは言えないらしい。
ちなみに、どのケースでもすぐにリポソーマルグルタチオンの舌下投与で、頭痛が軽減しています。
気をつけなければならないのは、トイレです。
排泄物にも新型コロナウイルスが検出されるといわれています。
下水を分析→コロナ感染者数を予測 東北大などが仙台で実験を開始
北大の研究。
下水中の新型コロナウイルス濃度への寄与の年齢依存性を発見~下水疫学調査によるCOVID-19流行の把握の精度向上に期待~(人獣共通感染症国際共同研究所 准教授 大森亮介)
ワクチン接種者が利用した直後のトイレに入ったときに、強いシェディングを経験したケースがあります。
スパイクタンパクだかmRNAだかを含んだエクソソームが漂っているかもしれない。
シェディングを感じやすい人は共同のトイレは気をつけた方が良さそうです。
遺伝子ワクチンの問題点について日本は昔から議論していたという証拠です。
まずは以下の資料をみてください。
平成29年=2017年のものです。
ピックアップしていきます。
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新生児、妊婦、免疫抑制状態の人への安全性について注意を喚起しています。
また、
「増殖性のある組換えウイルスワクチンを用いる場合には、第三者への伝播の可能性が高くなり、ウイルス排出による安全性リスクを慎重に評価する必要がある。」
今回の場合、スパイクタンパクと思われるものを体内で増殖させているわけですが、「ウイルス排出→スパイクタンパク or エクソソーム排出」と置き換えると、なんとなくシェディングの話に通じるような気がしますね。
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上のものはアストラゼネカが当てはまるかと思います。
下のものは、「組換えウイルスの接種」ではありませんが、「被接種者の体内で目的抗原を発現することによって、免疫原性が発揮されるもの」として、ファイザーやモデルナのものが当てはまります。
そして、その後、この文章には、
「一方、本ガイダンスは、・・・(中略)・・・mRNA 等を有効成分とする核酸由来のワクチンには適用されないが、考え方の一部が適用可能な場合があるため、必要に応じて当局へ相談すること。」
とありますから、mRNAワクチンについて議論しても良いということになります。
この文書、気になるところ満載ですが、読み進めていきPDF4ページ目に行きます。
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・生殖細胞への組込みリスクの評価
・組換えウイルスの排出の評価
・遺伝毒性試験及びがん原性試験
についてしっかりと評価し、試験をおこなうように明記されています。
しかし、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの文書にはすべて
「本剤を用いたがん原性試験は実施されていない。」
と書かれています。
ついでに、すべて
「本剤を用いた遺伝毒性試験は実施されていない。」
と書かれています。
<参考>各メーカーの「特例承認に係る報告書」(黒塗りばかり)
・ファイザー
・モデルナ
・アストラゼネカ
ちなみ笑ってしまったのが、モデルナの「5.3遺伝毒性試験」のところに書いてある文章。
「本剤の遺伝毒性のヒトでのリスクは低いと申請者は判断している。」
そもそも試験はしていないのですが、客観的は判断ではなく、「申請者」の主観的な判断が書かれている…。
これって申請者の勝手な判断でしょ。
こんなので通用するんだとびっくりですが…。