世見
2022年3月24日(木)

便利って  

彼岸の入りは18日。
彼岸の明けは、今日の24日です。
彼岸とは、祖先を偲んで仏事を行う期間のこと。
お墓や仏壇を清め、先祖供養をするのが一般的です。
仏壇は、丁寧に掃除をして、ロウソクを点し、線香をあげ、お供物は故人の好きだった品がいいと思いますが、お気持ちが大事だと思います。
彼岸とは、仏教用語で「向こう岸」という意味で、煩悩を脱して究極の安らぎの境地のことです。
春分と秋分は昼夜の長さが同じです。
お日様が真西に沈む日でもあります。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、明日辺りから春らしく寒さも和らぐことでしょう。
今の世は便利になり過ぎました。
電話番号もかなり覚えていたのですが、今では名前だけ出すと電話番号が出て来て、覚える必要はありません。
便利ってありがたいことなのか、それとも覚える機能が低下して私達は損をしているのか、どちらなのでしょうね。
ある日、銀行のコンピュータが壊れて大変なことになる、なんてことは起きないでいて欲しいものですが、何かが胸の辺りでモヤモヤしたものをつくっています。
今は何でもかんでもコンピュータ頼みです。
スーパーコンピュータが故障するとどうなるのでしょうか。
キャッシュレス決済をあなたはどのように思いますか?
利点といえば、現金を持ち歩きしなくて済みますし、犯罪防止に繋がります。
日本では、このキャッシュレス決済比率を2027年までに40%にすると言っていますが、機械が人間を管理する時代に、何かしら人の温もりを感じないのは私だけでしょうか。