世見
222年2月23日(水)

梅の季節に  

今日は大安で、天皇誕生日です。
今日は国民の休日です。
どの様な過ごし方をされておられますか?
奈良時代には日本に渡来したと言われる「梅」。
古来より、その清楚な花と香りは多くの人に愛されて来ました。
今は梅見の季節です。
梅の花といえば、早春、他の花々に先駆けて咲くことから、詩歌の題材になって来ました。
万葉集では、梅が最初に詩歌として登場しています。
当時、梅といえば白梅で、紅梅は平安時代になってから源氏物語や枕草子に登場して来ます。
近世では、梅干し作りの農家さんの副業が増えて、各地に梅の名所が増えました。
梅といえば、北野天満宮の御祭神。
「東風(こち)吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」
と詠んだ菅原道真公。
毎月北野天満宮では、道真公の誕生日の25日、天神市が催されています。
祥月命日にあたる2月25日は梅花祭が行われていますよ。
2月の寒空にお月様を見上げると、こちらを見ていてくれているのを感じます。
お月様に梅の香りが届いているといいのですが、お月様、今宵もお逢いいたしましょうね。
「明けの明星」「宵の明星」と言われる金星は、夕空の西高く、又は明け方の東の空高く輝いて、見える時は大変な明るさで見えます。
今日はね、夜空を見上げて欲しいの。
金星からパワーをもらえそうで、お勧めしたくなりました。
金星は太陽と月に次いで明るい星。
よく注意して見ると、日中でも輝いているのがわかるといいますからね。
天空高いところからパワーは届いています。
是非、夜空を見上げてパワーを感じてください。