西武ホールディングス31施設を外資に売却 | 表と裏の裏側

    2022年2月6日 


    西武ホールディングス

    は10日、子会社プリンスホテルが保有するホテルやゴルフ場、スキー場など全76施設のうち31施設を売却することで、シンガポール政府系投資ファンドGIC

    と基本合意したと発表した。


    想定譲渡価格は1500億円程度で、2021年3月31日時点の帳簿価額を前提とした場合の譲渡益は800億円程度の見通し。プリンスホテルがGICグループ出資の複数の合同会社に資産を譲渡する。売却後も、ホテルやレジャー施設の運営や管理の業務は西武HDの子会社が受託する。




    2021/7/16 21:25

    西武ホールディングス(HD)が「札幌プリンスホテル」(札幌市)や「びわ湖大津プリンスホテル」(大津市)など、国内約40施設の売却を検討していることが16日、分かった。売却額は1000億円超となる見通し。売却後も運営を受託し、プリンスホテルとして営業を続ける見込み。

    鉄道や旅行業界は新型コロナによる外出自粛などの影響で鉄道やホテルの需要が激減し、事業の構造改革を迫られている。近鉄グループホールディングスは、京都市や神戸市などにある8つのホテルを米投資ファンドに売却する計画。旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)も東京都内の本社を325億円で売却すると発表した。